忙しい現代人は日々は生活に追われ、食事が疎かに・・・
食生活の問題点
- 間食や夜食、過度な飲酒による高カロリー
- 魚類よりも肉類が中心の高脂肪
- 加工食やインスタント食、外食による高塩分
- 野菜やきのこ、海藻類が足りない野菜不足
- 乳製品や小魚が足りないカルシウム不足
主な生活習慣病
- 肥満
- 糖尿病*1
- 高脂血症*2
- 大腸がん*2
- 循環器病*3
- 高尿酸血症
- 歯周病
- 骨粗鬆症など
*1インスリン非依存型
*2家族性のものを除く
*3先天性のものを除く
個人サロンならではの“1人1人に寄り添いサポート”
毎日の食事でも酵素を積極的に摂り入れる生活を送っていても、現代の生活では酵素を消費しがちです。
そこでおすすめしたいのが週末などを利用した断食(ファスティング)です。
実際にやってみると、体の軽さやすがすがしさに驚かれる人も多くいらっしゃいます。
ファスティングを行えば、より一層胃腸などの臓器を休ませることができ、
体内の潜在酵素も温存できるので、不調や病気び改善に約立ちます。
フランスでは、ファスティングは”メスがいらない手術”と言われています。
それほどまでに、全身の汚れた細胞をよみがえらせる効果があるものなのです。
01若返り遺伝子が活性化
ファスティングは食事を摂らないので、お腹が鳴るほど空腹になります。
すると「サーチュイン遺伝子」という若返りの遺伝子が活性化し、傷ついた細胞が修復されていくのです。細胞が修復されると血液がサラサラになり、内臓脂肪が燃焼して太りにくい体になれます。
02腸内環境がリセットされる
ファスティングを一定期間行うと、腸内環境がリセットされます。
- 善玉菌が増える
- 代謝酵素が活性化する
- 脂肪の燃焼効率が高まる
- 睡眠の質が向上
- 血圧の安定
- 免疫力アップ
- 肌質の改善
- アレルギー体質の改善
腸内環境が乱れていると、栄養たっぷりな食品を食べても吸収されません。太りやすくなるだけでなく、免疫力低下やアレルギーを引き起こすこともあります。
03味覚が冴える
ファスティングをすると、味覚が冴えて素材の味が楽しめるようになります。
今まで濃い味が好みだった人も、ファスティング後は味覚が研ぎ澄まされていくのです。味覚が冴えることで、食べ物の好みも変わっていきます。
04脳が活性化して集中力アップ
ファスティングをすることで脳のα波が増加し、集中力の向上が期待できます。食べないと食後も眠くならないので、日中のパフォーマンスがアップするのです。
また、昼間は脳が冴え渡っているため、その分夜はしっかり寝られます。睡眠の質が上がるので、睡眠サイクルや生活習慣の改善にも効果的です。
05女性特有の悩みが改善される
ファスティングをすることで、女性はホルモンバランスの乱れも整います。
月経開始と同時に準備を始め、月経終了からファスティングに入るようなスケジュールが効果的。月経期間中は栄養不足になると体によくないので、月経が終わる頃からファスティングを始めるのがおすすめです。
月経が終わる頃はダイエットにも適している時期なので、ファスティングすることで理想のスタイルへ近づきやすくなります。
代謝の悪化は、太りやすく痩せにくい体になるほか、あらゆる不調の原因になります。
ファスティングすると、消化にエネルギーを費やす必要がなくなるので、代謝酵素が温存されて代謝がよりスムーズになります。
ファスティング期間中は、下記の1~6のルールを極力守るようにしましょう。
Rule 1
準備食・回復食を摂る
ファスティング開始前日の昼食・夕食の「準備食」やファスティング終了後の食事の「回復食」、またファスティング期間中の「通常食」は、胃腸に負担をかけないよう脂っこいものや高タンパクの食事は絶対避け、軽めの食事を心がけましょう。
Rule 2
良質な睡眠をとる
夜ご飯を食べた後は、消化・吸収した栄養を働かせ、体内で細胞の新陳代謝が行われます。古くなった細胞の再生、新しい酵素の生産をしながら排泄の準備をするため、遅くとも午前0時までを目標に就寝し、7~8時間は睡眠時間をとりましょう。
Rule 3
アルコールはNG
ファスティング中はアルコール類、炭酸飲料、カフェインや糖分の多い清涼飲料水の摂取はNGです。
Rule 4
質の良い水を飲む
1日2リットル以上の上質な水を10回以上に分けて、こまめに飲んでください。水分をしっかり摂ることで、代謝がよくなり、体内の毒素が汗や尿、便になって排泄されやすくなります。
Rule 5
体を温める
酵素栄養学では、「体温が1度下がると、酵素の力は50%以上低下、免疫力は37%低下する」といわれています。最近、低体温の人が増えておりますが、低体温の人は代謝が悪いうえ、免疫力も低下してしまうのです。ファスティングの効果を高めるためにも、毎日の入浴や半身浴、足場などで芯から体を温めるから眠るようにしましょう。
Rule 6
NG食品は摂らない
酵素を無駄遣いさせてしまう高GI食品・食品添加物・肉や魚などの動物性タンパク質、悪玉コレステロールを増加させる過酸化脂質・トランス脂肪酸、酵素抑制物質が含まれる生の植物の種などの「NG食品」は摂らないよう注意しましょう。
消耗される酵素は、OKフードでしっかり補充しましょう。
ここでは、新たに補充したい酵素たっぷりな食品や酵素の消費の負担を少なくする食品をいくつか紹介します。
OK 1
酵素の豊富な生野菜・生果物
ファスティング中の1日の食事は、「野菜や果物を生で半分」+「加熱食半分」を目安にしてください。野菜や果物の酵素を効率よく摂るには「すりおろし」をおすすめします。そのままで食べるよりも、数倍の酵素が摂れ、カラダの潜在酵素を消化のために無駄遣いせずにすみます。また、低速ジューサーやミキサーだと、酵素ジュースや酵素スムージーが簡単にできます。ただし、作ったあと時間が経つと酸化が進み、酵素は激減しますのですぐにお召し上がりください。
OK 2
酵素の豊富な発酵食品
発酵食品には酵素がたっぷり含まれているうえ、善玉菌のエサとなり善玉菌を増やす乳酸菌が豊富です。乳酸菌には植物性乳酸菌と動物性乳酸菌がありますが、特に納豆や味噌などに含まれる植物性乳酸菌は、生きたまま腸に届くといわれており、ぜひ毎日摂りたい食品です。
OK 3
雑穀 そば 低GI食品
主食には、白く精製されていない穀物を選びましょう。
甘味がほしい時は、GI値17~25のアガベシロップがおすすめです。野菜や海藻、キノコ類の大半は低GI食品なので、安心して召し上がれます。
OK 4
短鎖脂肪酸
短鎖脂肪酸とは大腸の発行によって生じる有機的な脂肪酸で、大腸の粘膜の栄養になります。海藻などに含まれる水溶性食物繊維や、梅干しや黒酢などの発酵食品は、私達の体に欠かせない短鎖脂肪酸を作るのに不可欠な栄養素です。
OK 5
フラックスシードオイル(亜麻仁油)
油でおすすめなのは。フラックスシードオイル(亜麻仁油)です。食生活に不足しがちなオメガ3系脂肪酸であるα-リノレン酸を手軽に補給できます。酸化しやすいため熱を加えないドレッシングなど、生で使うのがポイントです。
その他、生で摂るならエゴマ油やシソ油、加熱調理には酸化しにくくオレイン酸を多く含んだなたね油、グレープシード油、新紅花油、ごま油、玄米油などがおすすめです。
普段の食生活を考える上でのポイントは、「食べるときに何を食べないか」にあります。
何を食べるかも大切ですが、それ以上に普段から「何を食べないようにするか」はもっと大切です。
健康であるために必要なのは足し算の栄養学ではなく、引き算の栄養学です。
それは、「毒を避けて細胞の喜ぶものを食べる」と言い換えることもできます。
NG 1
白砂糖
白砂糖の主成分ショ糖は、吸収分解するのに時間がかかり、たくさんの酵素を消耗してしまう代表的食品です。そのため消化されず血液に含まれやすくなり、悪玉菌のエサとなるのです。甘味が必要な場合は、白砂糖ではなく消化吸収に良いアガベシロップや天然100%のメープルシロップ、はちみつがお勧めです。
NG 2
食品添加物
食品添加物は、酵素の働きを妨げたり、酵素自体を変性させて発がん性を強めるなど健康リスクを高める存在といわれています。現代生活ではまったく排除するのは難しいかもしれませんが、原材料ラベルをチェックする癖をつけ、無添加のものを選ぶように気を付けましょう。
NG 3
肉・魚
肉などの動物性たんぱく質を取りすぎると消化不良の原因となり、酵素をたくさん消費してしまします。ただ、肉には体に良い栄養素も含まれていますので、摂るならば肉は週に200g以内、卵は5個以下を目安にしましょう。できれば、肉のかわりに大豆でできた食品を摂ることがベストです。
NG 4
白米・白いパン・うどん
精製された白砂糖、白米、パンやうどんなど小麦粉を用いた食品は、血糖値を急激に上下降させ、脂肪を蓄積するという特徴を持つ高GI食品です。いわば、毎日食べる主食にはGI値が高くないものがお勧めです。
NG 5
過酸化脂質・トランス脂肪酸
過酸化脂質は、酸化した油のこと。トランス脂肪酸は、マーガリンや菓子などに多く使用されているもので、共に悪玉コレステロールを増加させ善玉コレステロールを減少させるといわれています。油を使った料理や食品を食べる時は、できるだけ質の良いものを選び、時間がたった揚げ物や脂質の多いスナック菓子などは控えましょう。
NG 6
生の植物の種
生の種には、植物が生育するのに適した季節や条件がそろうまで芽を出さないようにするための「酵素抑制物質」が含まれています。種を生食すると、体内の酵素を抑制してしまうため注意を。スイカやぶどうなど種がある果物、野菜を食す際は、必ず種を取り除いて。玄米や大豆などの雑穀や豆類は12時間以上浸水させてから調理してください。
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